謔、にしようとして居て、この附近から武蔵野電車の沿線に家をさがしているが、なかなかありません。細君は二階で、良人は小さい洋間のあるところを見つけて、そこへ城を構えようというプランなのだが。
ところで、こういう風にして書くと、本当によく詰りますね。私は手紙に大きい字を書く方で、しかしそちらへは細かいつもりでも、やっぱりこれよりは大きかった。
漢口の一角へ突入したというので、今夕は提灯行列があるそうです。七時頃から。
七時と云えば、私たちの愛する時計 My rica が、この頃は夏のみならず、秋に入っても一日に数分おくれるようになりました。どういうことなのかしら。昔ながらリボンだけは黒の女もの、留金だけは金をつけられて、毎日チクタクやっているが。私の朝起きてからの大体はこんな割当てです。六時に大抵目をさます。小窓をあける。おひさ君が起き出して掃除はじめるのをきいて床にいる。七時十五分前ごろおりて行って、目を洗って、髪を結って、鼻の頭をパタパタとやって鏡をのぞいて、来信を見る。そして食事。このとき、出かけたあとにたのむ用事を話す。さて、どうお天気は、降るだろうか、そんなことを云いながら
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