あけ、机を出してこれを書いています。
きのう十一時すこし過のバスでこちらへ来ました。途中でドラムカンの空《から》をうんと積んだ隆ちゃんのトラックとすれ違い、私は分ったがあっちは分らなかったらしい。
こちらの家は去年の春だったか、台所と風呂場をすっかり改造して便利になっています。昔からの台所のところ、御飯たべる板の間、覚えていらっしゃるでしょう。あの土間のつき当りのところを(店《みせ》から入って)区切って、すっかりコンクリートのいい風呂をこしらえ鶏舎のガラス窓を十分つかって大いに文化的! になって居ります。四角くちぢまった土間に、ちいさいがしっかりしたへっついが新しく出来て、今にポンプもこっちの内へ引き入れてすっかり濡れずにやれるようにする由です。
丁度ポンプのところから(油しぼりの小屋のこっちの端)隣りの大工さんに土地が売られて居り、油しぼり小舎も大工さんのものです。今は麦の苅ったのと板とが薪木とつみこんである。
大工さんは、表の倉のところ、あの古い二階から風呂のあった小舎をこめて百坪ばかり 1100 で買って子供の小さいの二人と細君とで、一寸見るとキャンプ生活みたいな暮しかた
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