織されたウダールニクだ。
工場の職場で槌をふるい、社会主義的な生産を高めつつあるソヴェト同盟の勤労大衆が突撃隊なら、その歴史的意味を彼等とともに理解し、画時代的な功績を記録しようとして出かけて行くラップの作家たちも、プロレタリア文学のウダールニクだ。
現実、生産の場所を描いて、そこの動力である階級的建設の闘士男女の突撃隊員を描かないということはあり得ない。「五ヵ年計画の英雄」を描けということは、ソヴェト同盟の社会的現実に即したプロレタリア文学の当然な推進なのだ。
「ラップ」は一九三〇年の春、益々豊富に大衆の中に芽生えて来る文学的萌芽の肥料として、初歩的な文学雑誌『成長』を刊行しはじめた。一九三一年には、文学サークルのために『文学突撃隊』という文学新聞を出しはじめた。プロレタリア文学における新幹部の養成は、技師、熟練工の養成と同様、重大な関心事となっている。
一九三〇年の七月、全同盟共産党第十六回大会の会場で「ラップ」代表キルションが行った報告中には、既に全然新しい層から生れて来た作家=労農通信員、コムソモール出身=が何人か数えあげられた。
ソヴェト同盟の生産とともに高められたプ
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