支持多い理由である。その上にたって日本のまじめな婦人大衆の生活の闘いと平和への発言を世界の婦人の活動の一部としててらし出してきた。
櫛田さんが、「あたりまえ」の一人の婦人であるということは、何といいことだろう。日本でも婦人の生活のあたりまえさが、櫛田さんのきょうの生き方にまでのび拡がってきている。このことは、わたしたち婦人のすべての前に展望される新しい「あたりまえ」さとは、どういうものかということを暗示していると思う。
[#地付き]〔一九五〇年三―四月〕
底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
1981(昭和56)年3月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十五巻」河出書房
1953(昭和28)年1月発行
初出:「婦人民主新聞」
1950(昭和25)年3月31日、4月8、15、22日号
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月15日作成
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