ワずく感じたこと。
 ○店でものを売るとき 彼が叱ったとき


 一、家(再び見る)家族の感情。周囲(女、姙娠ということ)
  部屋。蔵前の。雪げの日、スエ子と遊んだこと。遊び乍らの夢想。
 一、Aの帰国
  Aの田舎
 一、困乱、安積(祖母。いやな周囲)A、田舎へ再びゆく。
 一、家さがし、
 一、別居生活、不なれな生活から来るヒステリー
 一、作、Aの仕事、衝突、淋しい暮、祖母、
 一、引越し。そのための不快。Aの父上京、Aのわるい態度、自分の往復、Aと自分との生活の不安の芽。


 一、Aの帰国に対する自分の心持、スリッパア、着物
 一、かえった日 夜、あの心持、
          ――○――
 一、何とない皆との不調和、彼の引こみ、食卓に来るおそさ、ひるま片づけのこと、本田の道ちゃんの来た夜、
 一、自分仕事をしたい 出来ず、国男と銀座で会った日の衝突。三土会のこと、いろいろ不安を感じる。母の言葉。
〔欄外に〕
  Kと資生堂のこと。
  片づけのこと。三土会のこと。
  次第に母の感情悪化する。――風呂のこと。
   ‖
   かすかな嫉妬、不快さ
   Aの態度の自信ナサ

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