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   自分の其等に対する態度の子供らしさ
 一、安積
  忘れた筋書。Aノートを入れてよこさず。
 一、かえる、もう七月。下旬両親との衝突 養子問題。自分ことわる。
〔欄外に〕母の腫物
 一、家さがし
 一、九月三日林町から引越す。
          ――○――
 一、生活に馴れない不安、有尾の家、隠居所のこと。
 一、それ等の間にも雲が切れたように親子の情は動く。対話、母の父に対する感情等、
 一、翌年五月 又安積、会田 祖母。Aよりの手紙その他
 一、夏、福井、あの家、二階 仕事(我に叛く)盆踊。渡辺。なまずとり。急な帰京
 一、作についての衝突、あの夜、西洋間、父
  自分のさっぱりさと淋しさ、
 ○会田さん来(十一月二日)スエ子と、林町のことを云って涙をこぼす。
 ○翌々日祖母、(糸織の被布、クリップ、)金、八十の祝、(十九日)林町にむりやり引っぱってゆく。
 一、青山への引越し、そのための感情
 一、その大晦日
 一、春 三月 福井より老父来、自分の心持。
  前後のいきさつ、A、「今月は伸子が二つも三つも小説を書いたから大変やりくりに都合がいい」
  三宅坂、
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