しんべん」、第3水準1−92−26]※[#さんずい+懶のつくり、第3水準1−87−30]獺懶等の旁《つくり》は負なり頁《おおがい》にあらずとせられ候へども負にあらず※[#「刀/貝」、52−4]の字にて貝の上は刀に候勝負の負とは少しく異なり候右等の字は剌《らつ》より音生じ候また※[#「聖」の「王」に代えて「壬」の下の横棒が長いもの、52−5]の下は壬にあらず※[#「壬」の下の横棒が長いもの、52−5](音テイ)に候※[#「呈」の「王」に代えて「壬」の下の横棒が長いもの、52−6]※[#「望」の「王」に代えて「壬」の下の横棒が長いもの、52−6]等皆同様に御座候右些細の事に候へども気付たるまま(一老人|投《とうず》)
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またある人より
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(略)菩薩《ぼさつ》薩摩の薩は字原|薛《せつ》なり博愛堂『集古印譜』に薩摩国印は薛……とあり訳経師《やっきょうし》が仮釈《かしゃく》にて薛に二点添付したるを元明《げんみん》より産の字に作り字典は薩としあるなり唐には決して産に書せず云々
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右の誤は字典にもあり麑島《かごしま》人も仏教家
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