んむり/一/豕」、42−12]※[#「塚のつくりのわかんむりと豕の間に一」、42−12]」に白三角傍点]の如く豕の上に一を引く人多し。されど※[#「わかんむり/一/豕」、42−13]《ぼう》※[#「塚のつくりのわかんむりと豕の間に一」、42−13]《ほう》皆|東韻《とういん》にして「つか」の字にはあらず。
 ※[#「入/王」、42−14]※[#「兪/心」、42−14][#「※[#「入/王」、42−14]※[#「兪/心」、42−14]」に白丸傍点]などの冠《かんむり》は入なり。人冠に非ず。
 分貧[#「分貧」に白丸傍点]などの冠は八なり。人にも入にも非ず。
 神※[#「示+氏」、43−1][#「※[#「示+氏」、43−1]」に白丸傍点]の※[#「示+氏」、43−1]の字は音「ぎ」にして示扁《しめすへん》に氏の字を書く。普通に祗《し》(氏の下に一を引く者)の字を書くは誤なり。祗は音「し」にして祗候《しこう》などの祗なり。
 廢[#「廢」に白丸傍点]は広く「すたる」の意に用ゐる。※[#「やまいだれ」、第3水準1−88−44]《やまい》だれの癈[#「癈」に白丸傍点]は不具の人をいふ。何処にでも
前へ 次へ
全196ページ中46ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
正岡 子規 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング