れた。
何ういう風にあの三十弗を今度の旅費明細書に割り込めて、社会部長マックレガアに請求したものかしら、という楽しい問題が、紐育へ着くまでのフリント君の頭を完全に支配していた。
[#地付き](「探偵文藝」一九二五年五月号)
底本:「「探偵文藝」傑作選 幻の探偵雑誌5」光文社文庫、光文社
2001(平成13)年2月20日初版1刷発行
初出:「探偵文藝」
1925(大正14)年5月号
入力:網迫、土屋隆
校正:noriko saito
2005年6月26日作成
青空文庫作成ファイル:
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