nova do cendae discendaeque jurisprudentiae Methodi Novae discendae docendae que Jurisprudentiae. 1667.)[#「Novae」「discendae」「docendae」および「Jurisprudentiae」のそれぞれの末尾「ae」は、「a」と「e」の合字]という。一片の小冊子に過ぎないけれども、その内容に至っては、実に法学上の一新時期を作り出すべき大議論である。第十八世紀以降の法学革命を百年以前に早くも予言したる大著述である。曰く「各国の法律には、内史・外史の別がある。歴史法学は須《すべか》らく法学中特別の一科たるべきものである」と。また曰く、
[#ここから2字下げ]
余は上帝の冥助《めいじょ》に依り、古今各国の法律を蒐集し、その法規を対照類別して、法律全図(Theatrun legale)を描き出さんことを異日に期す。
[#ここで字下げ終わり]
と。後世歴史法学の始祖といえばサヴィニー、比較法学の始祖といえばモンテスキューと誰しも言うが、この二学派の開祖たる名誉は、当《まさ》にライ
前へ 次へ
全298ページ中199ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
穂積 陳重 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング