徳育如何
福沢諭吉
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【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)軽躁不遜《けいそうふそん》なり
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)土壌|津液《しんえき》とに
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「月+濂のつくり」、第4水準2−85−50]噛《すねかじり》
[#…]:返り点
(例)邦有[#レ]道則仕
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『徳育如何』緒言
方今、世に教育論者あり。少年子弟の政治論に熱心なるを見て、軽躁不遜《けいそうふそん》なりと称し、その罪を今の教育法に帰せんと欲するが如し。福沢先生その誣罔《ふもう》を弁じ、大いに論者の蒙を啓《ひら》かんとて、教育論一篇を立案せられ、中上川《なかみがわ》先生これを筆記して、『時事新報』の社説に載録せられたるが、今これを重刊して一小冊子となし、学者の便覧に供すという。
明治一五年一一月[#地から2字上げ]編者識
徳育如何
青酸は毒のもっとも劇《はげ》しきものにして、舌に触《ふる》れば、即時
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