脳のくさりかけた私には
縁遠いような気がします
叫ぶ勇気もない故
死にたいと思ってもその元気もない
私の裾にまつわってじゃれていた小猫のオテクさんはどうしたろう……
時計屋のかざり窓に私は女泥棒になった目つきをしてみようと思いました。
何とうわべ[#「うわべ」に傍点]ばかりの人間がウヨウヨしている事よ
肺病は馬の糞汁を呑むとなおるって
辛い辛い男に呑ませるのは
心中ってどんなものだろう
金だ金だ
金は天下のまわりものだって云うけど
私は働いても働いてもまわってこない
何とかキセキはあらわれないものか
何とかどうにか出来ないものか
私が働いている金はどこへ逃げて行くのか
そして結局は薄情者になり
ボロカス女になり
死ぬまでカフェーだの女中だの女工だのボロカス女になり
私は働き死にしなければならないのか!
病にひがんだ男は
お前は赤い豚だと云います
矢でも鉄砲でも飛んでこい
胸くその悪るい男や女の前に
芙美子さんの膓を見せてやりたい。
[#ここで字下げ終わり]
かつて、貴方があんまり私を邪慳にするので、私はこんな詩を雑誌にかいて貴方にむくいた事がある。
浮いた稼ぎなので
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