っている。
お茶をよばれながら、三十分も話をしていると、庄野さんがやって来た。インバネスを着て、ゾロゾロした格構だ。
此人は酔っぱらっているんじゃないかと思う程クニャクニャしていた、でも人の良さそうな坊ちゃんだが。
こんな人に詩集を出してもらったって仕様がない。
私は菓子を買って来た。炬燵にあたって三人で雑談する。
飯田さんと、山本さん二人ではいって来る。たゞならない空気だ。
「××××!」
飯田さんが最初に投げつけた言葉はこれであった。たい子さんの額に、インキ壺が飛ぶ、唾が飛ぶ、私は男への反感がむらむらと燃えた。
「何をするんです。又たい子さんもどうしたのこれは……。」
たいさんは、ボウダと涙をせぐりあげながら話した、飯田にいじめられていると、山本のいゝところが浮ぶのです。山本のところへ行くと、山本がものたりなくなるのです。
「どっちをお前は本当に愛しているのだ!」
飯田さんは、悪党だ。私は二人の男がにくらしかった。
「何だ貴方達だって、いゝかげんな事してるじゃないかッ!」
「なにッ!」
飯田さんはキラリと私を睨む。
「私は飯田を愛しています。」
たい子さんはキ
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