ります。それ迄の徑路は、今申したやうな譯ではないかと思ひます。今日幸ひに茲で講演をさせて戴きますので、そのことを申して見ました次第であります。

附注
(1)詩の諸篇中、矣の助字ある篇は左の如し。
[#ここから3字下げ]
(周南)卷耳 漢廣
(召南)何彼※[#「衣+農」、読みは「じょう」、467−6]矣
(※[#「北+おおざと」、読みは「はい」、第4水準2−90−9]風)緑衣 雄雉 谷風
(※[#「庸+おおざと」、読みは「じょう」、第4水準2−90−24]風)桑中 定之方中
(衞風)氓 有狐
(王風)中谷有※[#「くさかんむり+推」、読みは「たい」、467−10]
(魏風)園有桃
(唐風)山有樞
(陳風)墓門
(小雅)常棣 伐木 天保 采薇 出車 魚麗 六月 ※[#「眄」の「目」に代えて「さんずい」、読みは「べん」、第4水準2−78−28]水 斯干 無羊 節南山 正月 十月之交 小弁 巧言 蓼莪 小明 楚茨 瞻彼洛矣 裳裳者華 采菽 都人士 隰桑 漸漸之石 ※[#「くさかんむり+召」、読みは「ちょう」、第3水準1−90−72]之華
(大雅)緜 皇矣 生民 卷阿 瞻※[#「仰」から「にん
前へ 次へ
全37ページ中31ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
内藤 湖南 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング