念西 行首 尊浄 帰西
行空 道感 西観 尊成 禅忍 学西
玄耀 澄西 大阿 西住 実光 覚妙
西入 円智 導衆 尊仏 蓮恵 源海
安西 教芳 詣西 祥円 弁西 空仁
示蓮 念生 尊蓮 尊忍 業西 仰善
忍西 住阿 鏡西 仙空 惟西 好西
祥寂 戒心 顕願 仏真 西尊 良信
綽空 善蓮 蓮生 阿日 静西 度阿
成願 覚信 自阿 願西
[#ここで字下げ終わり]
それから又別に座主に向っても起請文を認めている。皆丁寧に自派の宗徒の放逸を戒め、反省をうながしたもので、如何にも神妙なあやまり証文になっている。少しも意地を立てたり、自我を主張したりする処はない。神妙な自省と弁明とを以て尽している。そこにも法然その人の大さを見るようである。起請文の日附には何れも元久元年十一月七日と書いてある。
月輪殿もまたこのことを非常に歎いて、自ら手紙を以て座主大僧正に向けて法然の為に弁護釈明をされた。けれども山門の方は、とにかく、興福寺の憤りは猶止まない。翌年九月に蜂起して法然並にその弟子権大納言公継を重き罪に行わ
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