_]の生産とを、要するにそういう物質的生産[#「物質的生産」に傍点]を、その根柢としているのである。だが人間生活を他の動物生活から区別するものは、人間が個体を生産する能力を有っているという点にあるのではなくて、人間が生活資料を優れて生産し得るという処に、即ち労働[#「労働」に傍点]によって之を生産するという処に、而も労働手段[#「労働手段」に傍点]乃至要具[#「要具」に傍点]の生産(労働による)を通じて之を生産するという処に、横たわる*。こういう人間的な労働による物質的生産は併し、個々の人間にとっては初めから与えられたものとしての、即ち彼の意志の自由からは独立な客体としての、様々な――自然的及び歴史的に規定されている――物質的生産条件の下で初めて、社会的に一定の具体的な形を取るのである。
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* この労働手段の体系が、「技術的なるもの」であることはすでに述べた。――之は技術的なるもの[#「技術的なるもの」に傍点]の領域である。
[#ここで字下げ終わり]

 人間的労働による物質的生産――それはすでに個人的な意味を脱して了った社会的なものだが――に
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