iは之を「動物社会」と呼んだ)に至る迄、自然そのものの弁証法の領域であることを忘れてはならぬ。そして、栽培植物や飼育動物は、技術的にマスターされた自然そのものの、自然弁証法の実証となるだろう。――自然弁証法(自然科学的世界)と史的唯物論(社会科学的世界)とが統一的に連関する環が、ここにあった。
さて以上の自然科学的諸根本概念を貫いて、諸自然科学[#「自然科学」に傍点]はその歴史的な発達[#「その歴史的な発達」に傍点]をもつ。今まで見た諸範疇の弁証法も、諸科学の歴史的発達に於て、初めて全体としての統一を持つのである。と共に、ここから諸自然科学の統一的連関[#「自然科学の統一的連関」に傍点]を与えることも、大してムツかしいことではないだろう。自然弁証法は、自然科学的世界として、最後にこのことを要求するのである。だが之は、すでに触れた科学の分類の問題其の他に譲ることにする*。
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* ただ問題なのは数学の自然科学的世界に於て占める、科学としての位置だろう。今日の数学(総合・数解析・幾何学を含めて)が意識的に経験や実在から独立な体系を持とうと企てること
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