搏Iな場合に他ならなかった。だから、この点から云って、自然科学に於ける因果性の観念は必然的に、その唯物弁証法的理解へ到着せざるを得ないのである**。
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* W. Heisenberg, Die Physikalischen Prinzipien der Quantenmechanik (1930) を見よ。
** この点から見ると、唯物論[#「唯物論」に傍点]を罵ろうとする所謂偶然論者[#「偶然論者」に傍点]の見当違いが、よく判ると思う。――併し「われ誠に汝らに告ぐ、今日なんじは我と偕に天国に在るべし」。
[#ここで字下げ終わり]

 宇宙進化に就いては、天体の進化理論(カント・ラプラスの星雲説と其の後の宇宙説――之は現代に於ては各方面から長足の進歩をなし物理学的研究にとっての最も重大な源泉となっている――)と、生物の進化理論(それは地球自身の進化と平行して研究される、――生物学=古生物学=地質学)とがあることを、注意するに止めよう(之は重大であるが紙数がないので割愛せざるを得ない)。ただ地上に於ける動物の進化が、人間社会を形成する段階(エスピ
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