x上――岩波文庫――の内、或いは Marxismus und Naturwissenschaft―herg. von O. Janssen――の内)参照。――だが技術主義に陥らぬために断わっておかねばならないが、之は必ずしも「技術[#「技術」に傍点]の役割」と一つではない。
[#ここで字下げ終わり]

 と云うのは、自然科学は技術学[#「技術学」に傍点]と本質上の同一性を有っている。云うまでもなく両者は技術を離れては成り立たなかった。処がこの技術的なるもの――労働手段の体系――は恰も社会科学の対象であり、従って史的唯物論の一内容に他ならない。だから自然科学の弁証法としての自然弁証法は、この技術的なるものを介して史的唯物論の一部分と合致する処の重大な一側面をもっている、というわけになるのである。――之が自然弁証法と史的唯物論との第二の連関である。
 処がこう云って来ると、自然そのもの[#「自然そのもの」に傍点]自身が、一つの新しい規定をつけ加えられねばならぬことになるのである。なぜというに、史的唯物論と自然弁証法(自然科学の弁証法)との両者にぞくする共通領域であった技術なるものは、他でも
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