ステムを持っている。科学に於ける体系はいつもこの意味のものだ。だから体系[#「体系」に傍点]と方法[#「方法」に傍点]とは、本質上同じだということを注目しなければならぬ。――後の参考のために。
[#ここで字下げ終わり]
こうした根拠に基いて初めて、吾々は自然弁証法や史的唯物論を、一般的に[#「一般的に」に傍点]語る権利を受け取る。丁度吾々が、唯物弁証法を一般的に[#「一般的に」に傍点](思惟一般の弁証法として)論議する事がいつも可能であるように。――だがこのことは、もう一遍断っておきたいが、唯物弁証法一般を「具体化」(適用・応用・特殊化)すことによって自然弁証法や史的唯物論を導き出して、それから之を論議しようということではない。正にその逆である。丁度、自然弁証法とか史的唯物論とかいう抽象物[#「抽象物」に傍点]を具体化すことが、この意味に於ては無意味であって、実は自然科学や社会科学の諸認識内容を、自然弁証法や史的唯物論に迄体系的に発展させ、ただその意味でだけ之を具体化[#「具体化」に傍点]す事によって、却って、初めて自然弁証法や史的唯物論を抽出[#「抽出」に傍点]し得るように*。夫
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