ニ主張する*。
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* F. Simiand, 〔De l'Expe'rimentation en science e'conomique positive〕(Revue Philosophique, 1931)――なお拙著『技術の哲学』〔前出〕中の「技術と実験」の項参照。
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 吾々は又吾々で、実験の概念を根柢的に広範に理解せねばならぬ理由があった。夫は人間的経験の本質だったからである。して見れば之を、単に自然科学に於てしか見当らないような実験的操作に於ける、実際に限る理由はない筈である。自然科学に於ける実験的操作の特色と普通考えられる条件は、操作から独立[#「操作から独立」に傍点]な客観界に就いて、その一定の必要な理想的状態[#「理想的状態」に傍点]を、人工的に比較的随時[#「人工的に比較的随時」に傍点]に、齎し得るということだ。処が併しこの条件は精密に又厳密に考えると、自然科学自身に於てさえ、殆んど全く不可能な内容のものだということを注意しなければならぬ。まず第一に操作から完全に独立な客観界に就いての物理学的実験は、例の
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