歴史が何か合理的な意識によって指導されるかのように想像しているからである。こうル・ボンは主張する*。この観念論的な歴史観に立って、彼によれば歴史家達が説明し難い最も不可解な歴史現象と考えるフランス革命を、説明するのに成功したと彼は考えている**。
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* G. Le Bon, Psychologie des Foules ; Les Opinions et les Croyances 及び 〔La Re'volution franc,aise et la Psychologie des Re'volutions〕 其他参照。――なおこの種の論理の解明はリボーやタルドの夫とは全く軌を一つにしていることを注意すべきである。
** 〔La Re'volution franc,aise〕 ……を見よ。
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 ル・ボンによる巨大な一連の社会心理学的研究の諸労作は、現代に於ける唯心史観の、恐らく最も恰好な見本であろう。なる程之まで、歴史の合理的な原因が首肯出来る程度に与えられなかった場合、このような――意識による――説明も亦、夫が一応統一
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