り得るかのように考えられるのは至極当然なこととなる*。従って又同時に、歴史性の原理にぞくすべき階級[#「階級」に傍点]は、高々単なる知識[#「知識」に傍点]と関係し得るだけであって論理[#「論理」に傍点]とは少しも関係すべきでないと考えられるのも至極尤もなこととなる。それ故、知識に関するイデオロギー[#「イデオロギー」に傍点]の理論は――イデオロギーの大事な一特色は夫の階級性にあるのであるが――、知識の真偽内容[#「真偽内容」に傍点]とは少しの交渉も持たされない、知識のイデオロギー論は論理学から完全に引き離される義務があるわけである**。
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* 「ただ精神的労作の名声と通用だけがみずからの社会学を持つ、或る労作の意味内容と価値内容は社会学を持つことが出来ない。」(M. Scheler, Weltanschauungslehre, Soziologie und Weltanschauungssetzung.)
** 彼によれば、階級的科学という問題は、論理の問題ではなくして、単に「社会学的な偶像論」にぞくすべきものでしかない(Die Wissen
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