フ批評が立場[#「立場」に傍点]を、後者の批評が問題[#「問題」に傍点]を、テーマとすることを吾々は見たのである。然るに吾々はすでに、突発的問題が既成的問題を優越する理由を見ておいた。それ故再び次のことが帰結しなければならない、問題[#「問題」に傍点]は立場[#「立場」に傍点]を優越すると。
問題が立場を優越[#「優越」に傍点]することは、かくて重ねて、確められた。問題が立場に先行[#「先行」に傍点]する所以である。
問題は立場に先行[#「先行」に傍点]する。そうすれば問題[#「問題」に傍点]がどのような条件に従って歴史的に立場[#「立場」に傍点]へ移行[#「移行」に傍点]するかを語る必要があると思う。或る時代の或る理論家が一つの問題を捉えたとしよう。この問題は無論、形而上学者達が好む最も根本的な[#「最も根本的な」に傍点]従って最も普遍的な[#「最も普遍的な」に傍点]問題――夫は例えば実在・宇宙・人生・神・等々の概念であろう――であるとは限らない。彼は例えば生物を、物体を、その問題とすることも出来るであろう。かくてこの場合一般に問題は特殊の限られた[#「特殊の限られた」に傍点]問
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