考えられる所以である。併しながら数学の論理や法則は数学体系の一部分[#「体系の一部分」に傍点]をなすのであり、そしてその数学の基礎的部分は哲学的世界観――例えば無限概念[#「無限概念」に傍点]――へ連続する(直観主義と公理主義との対立を思い起こせ)。数学の論理や法則それ自身でも、哲学的[#「哲学的」に傍点](従って又歴史的[#「従って又歴史的」に傍点])地盤から絶対的に[#「絶対的に」に傍点]独立なのではない。数学の論理や法則それ自身[#「それ自身」に傍点]にはたしかに第三階梯の階級性はない。だが、それが歴史的所産としての数学の床の中に横たわる限り、間接[#「間接」に傍点]に、この階級性を持つことが出来る。第三の階級性を数学は per se には持たないが、per accidens には有つ。mengentheoretische Antinomien に於て見出されるであろうエレア主義とヘラクレイトス主義との対立に人々は思い及ぼすが好い。per accidens に於ける第三階梯の階級性を、第三階梯の階級性と呼ぶことが便利である。
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 自然科学に特有な二重性の故
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