る。この論理は純論理的なるものの恩沢によって初めて論理的となり得たのではない、それは純粋論理ではなくして内容的論理である。かかる内容的真理典型を初めに把握しておいて始めて、夫からの一面的抽象としてその内に含まれていたと解釈出来る純論理的整合[#「整合」に傍点]を取り出すならば、それが取りも直さず形式的真理典型であるのである。逆に後者から出発して前者に就いて云々し得ると想像するならば、それは結果を以て動機を決定する処の虚偽であるであろう。――さて真理概念に就いては夫から出発せねばならない内容的真理典型、――之を有つものは例えば歴史的諸科学である(前を見よ)――之を私は性格的[#「性格的」に傍点]真理と呼ぶことが出来る。之に対して、形式的真理を没性格的[#「没性格的」に傍点]と呼んで好いであろう。そこで吾々が取り扱うべき唯一の正当な真理概念は、今や性格的真理に於ける真理形態[#「性格的真理に於ける真理形態」に傍点]という資格を帯びて来る。実際、性格的真理に就いてでなければ吾々が真理形態[#「形態」に傍点]を口にする理由はなかったであろう、形態とは元来、特殊の資格を有った性格概念であったの
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