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一 御乗船後まず第一に左の件々御承知置きを願います。
イ 各自割当の端艇《ボート》の位置。
ロ それに乗る場処、並びにそこに到る順路。
ハ 救命|胴衣《チョッキ》或いは救命|浮帯《ヴイ》の着用方。
右に就き御不審の廉《かど》がありましたら、船員にお尋ねを願います。
二 万一本船遭難の際は、汽笛長声一発とともに銅鑼を連打致します。この信号をお聞きになりましたら、直ぐ救命|胴衣《チョッキ》あるいは救命|浮帯《ヴイ》を御着用の上、甲板上に御参集を願います。
三 もし各自割当の端艇《ボート》を降ろすことが出来ない場合には、反対側の甲板上に御参集を願います。
四 遭難の際には始終受持指揮者の命を固くお守り下さい。
五 端艇《ボート》内に手荷物お持ち込みの儀は堅くお断り致します。
六 端艇《ボート》操練。
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平素|端艇《ボート》操練を行う場合には、予めお知らせ致します。しかして愈々《いよいよ》開始の際には汽笛長声一発とともに銅鑼を連打致します故、直ぐ救命|胴衣《チョッキ》あるいは救命|浮帯《ヴイ》を御着用のうえ、定めの場所へ御参集を願います。
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