にあらず――。
正規には、これに、ファシスト式の万歳《エイル》の高唱が加わるのだ。
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Eja ! Eja ! Alala !
えや! えや! あらら!
えや! えや! あらら!
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第二回万国自動車展覧会場の入口に、いつもの宣伝用の「服装」をアストラカン外套で隠した、国際裸体婦人同盟員が、私を期待していた。
ところが、彼女は、先刻《さっき》の電話の声で示したかなりの恐怖と狼狽を、どこかに置き忘れて来ていた。
私は、第一に、誰が彼女を尾行しているのかと、訊いてみた。
が、彼女は、もうその問題を、まるで他人事のように考えているのである。
『尾行者は、美少年だったり、落葉だったりします。何者だか解りませんが、ただ私の読心術《テレパセイ》が、しきりに私の尾行されていることを私に警告しています。』
彼女は、この読心術《テレパセイ》という言葉を、何にでも代用して使うことが、好きらしかった。私は、ルセアニア人のことは、思い出さなかったし、また、どうして彼女が、私のホテルを知ったかという疑点も、別に質《ただ》そうとはしなかった。彼女が、それをも直
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