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あっか・みねらあれ!
あらっち・まんだりいね!
しがれって!
ちょこらって!
[#ここで字下げ終わり]

     6

 ホテルの私の部屋で、電話の鈴《ベル》が私を驚かしたのは、その日の午後だった。
 電話は、女の声だったので、私は、紳士として、部屋着の襟を合わせた。
 接続線の向端《むこうはし》に、アストラカンの外套がちら[#「ちら」に傍点]ついているような気がした。どうして私が、それを感知したのか、また、いかにして彼女が、私のホテルを突き止めたのか、これらは、完全に私の理解の外部にある。とにかく、それは、国際裸体婦人同盟の熱心な会員でもあり、同時にまた、反ファシスト派の巴里《パリー》機関紙「|黄色い嘴《ベッコ・ジャロ》」の論説部員として、今朝《けさ》死を賭して、この「|久遠の街《イタアナル・シティ》」へ潜り込んだのだと信ずるに足る、あの、彼女からの、あわただしい電話だった。
 受話機から、昨夜《ゆうべ》の声がこぼれて、私の足許へ散らばった。
『私は、尾行されています。いま、何よりも男の方の守護が必要なのです。』
 そして、直ぐに私に、国民大街《ヴィア・ナツォナレ》
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