ネい女護《にょご》が島の光景がびっこ《リンピイ》リンプを包んでることか――GOD・KNOWS。
――あとには、マルガリイダと、テレサと、夜の短船《ボウテ》の女達と|山の手《バイロ・アルト》の灯と、もう支那人《チンク》でなくてもいい僕と、古猫のようなりすぼん[#「りすぼん」に傍点]と、腐ったINKの海・テイジョ河口の三角浪・桟橋の私語《ささやき》・この真夜中の男女の雑沓・眠ってる倉庫の列・水溜りの星・悪臭・嬌笑。Eh, what ?
底本:「踊る地平線(下)」岩波文庫、岩波書店
1999(平成11)年11月16日第1刷発行
底本の親本:「一人三人全集 第十五巻」新潮社
1934(昭和9)年発行
※底本には、「新潮社刊の一人三人全集第十五巻『踊る地平線』を用いた。初出誌および他の版本も参照した。」とある。
※本作品中には、身体的・精神的資質、職業、地域、階層、民族などに関する不適切な表現が見られます。しかし、作品の時代背景と価値、加えて、作者の抱えた限界を読者自身が認識することの意義を考慮し、底本のままとしました。(青空文庫)
入力:tatsuki
校正:米田進
200
前へ
次へ
全79ページ中78ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
谷 譲次 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング