は太字] げに般若の真言こそ、世にも尊く勝れたる呪《まじな》いです。最も神聖なる仏陀《ほとけ》の言葉です。私どもは、少なくとも、般若の貴い「呪」を心に味わい噛《か》みしめることによって、自分《おのれ》の苦悩《なやみ》を除くとともに、一切の悩める人たちの魂を救ってゆかねばなりません。
空《くう》に徹せる菩薩こそ、真に私どもの生ける理想の人であります。
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第十二講 開かれたる秘密
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故[#(ニ)]説[#(ク)][#二]般若波羅蜜多[#(ノ)]呪[#(ヲ)][#一]。
即[#(チ)]説[#(イテ)][#レ]呪[#(ヲ)]曰[#(ク)]。
掲諦《ギャテイ》。掲諦《ギャテイ》。
波羅掲諦《ハラギャテイ》。
波羅僧掲諦《ハラソウギャテイ》。
菩提薩婆訶《ボウジソワカ》。
般若心経
(といいて般若波羅蜜多心経《はんにゃはらみたしんぎょう》を説き終わる)
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秘密の世界[#「秘密の世界」は太字] さてこれからお話し申し上げる所は『心経』の最後の一節でありまして、昔から秘蔵真言
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