テもいっています。譬喩《たとえ》としては、はなはだ不似合いなたとえでしょうが、私どもは、そこに迷情を通じて、かえって、仏心の真実を味わうことができるのです。
般若の智慧を磨け[#「般若の智慧を磨け」は太字] 要するに、この『心経』の一節は、三世の諸仏も、皆この般若の智慧によって、まさしく、ほんとうの正覚《さとり》を得られたのである。だから私どももまた般若の智慧を磨くことによって、みな共に仏道を感じ、真の菩提《さとり》の世界へ行かねばうそだ、ということをいったものであります。
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第十一講 真実にして虚《むなし》からず
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故[#(ニ)]知[#(ル)]般若波羅蜜多[#(ハ)]。
是[#(レ)]大神呪[#(ナリ)]。
是[#(レ)]大明呪[#(ナリ)]。
是[#(レ)]無上呪[#(ナリ)]。
是[#(レ)]無等等呪[#(ナリ)]。
能[#(ク)]除[#(ク)][#二]一切[#(ノ)]苦[#(ヲ)][#一]。
真実[#(ニシテ)]不[#レ]虚[#(カラ)]。
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空間の一生[#「空
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