れん》殿もついにお立腹あそばして、唯円殿と一つお寺にいることはできぬとおっしゃいました。
僧一 私は唯円殿と同じお寺にいる恥辱に堪える事はできません。私が出るか、唯円殿が出るか、どちらかです。私はお師匠様に裁いていただこうと存じてここに参りました。
親鸞 (黙って考えている)
僧二 御老体の永蓮《ようれん》殿が長らく住みなれたこのお寺をお出あそばすことはできません。
僧三 今あなたに去られては若いお弟子《でし》たちをだれが取り締まるのでしょう。かつは功績厚きあなたさま――
僧一 いいえ。私はこのままではもう寺にいても若いお弟子たちを取り締まる力はありません。
僧二 いいえ。あなたに出てもらっては困ります。(親鸞に)お師匠様永蓮殿はあのように申されます。この上はあなたの御裁決を仰ぐほかはございません。
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三人の僧親鸞を注視す。
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親鸞 私が悪いのだよ。(間)私にはっきりわかって、そして恐れずに言うことができるのはただこれだけだ。ほかの事は私には是非の判断がはっきりとつかないのだ。ちょっとわかってい
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