両断し各※[#二の字点、1−2−22]一半を分《わか》ちて去らしめ、後人を遣わして密《ひそ》かにこれを察せしむ。一人は喜び、一人は慍《いきどお》る色あり。ここにおいて喜ぶ者を捕らう。はたして賊也」
「魏の李恵《りけい》、雍州《ようしゅう》に刺史たり、薪を負う者と塩を負う者とあり。同じく担《たん》を弛《ゆる》めて樹蔭に憩う。まさに行かんとして一羊皮を争う。各※[#二の字点、1−2−22]背《せな》に藉《し》ける物と言う。恵がいわく、これ甚だ弁じ易しと。すなわち羊皮を席上に置かしめ、杖をもってこれを撃《う》つ。塩屑《えんせつ》出《い》ず。薪を負う者すなわち罪に服す」
「相伝《あいつた》う、維亭《いてい》の張小舎、善《よ》く盗《とう》を察すと。たまたま市中を歩く。一人の衣冠甚だ整いたるが、草を荷《にな》う者に遭うて、数茎を抜き取り、因《よ》って厠《かわや》にゆくを見る。張、その出《い》ずるをまって、後ろよりこれを叱《しっ》す。その人|惶懼《こうく》す。これを掬《きく》すれば盗なり」
「またかつて暑月において一古廟の中に遊ぶ。三、四|輩《はい》あり。地に蓆《むしろ》して鼾睡《かんすい》す。傍《
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