ン氏の説である*。[#地から1字上げ](十月十三日)
[#「脳髄の大きさの比較」の図(fig18353_07.png)入る。「(実物の二分の一大)」とあるのは底本では「(実物の五分の二大)」]
[#ここから1字下げ、折り返して2字下げ]
* H. F. Osborn. Men of the Old Stone Age, 1916. pp. 82, 83, 86.
[#ここで字下げ終わり]
五の四
同じような話が重出《ちょうしゅつ》するのでおもしろくないが、物語を進めるために、今一つ似寄ったお話をしなければならぬ。それは今よりわずかに五年前、一九一一年に英人ドウソン氏の発見した人間の骨の化石のことである。
ドウソン氏はこれより先数年前、英国サセックス州のビルトダウンの共有地に近い畑で道路を作るために土を掘った時、人間の顱頂骨《ろちょうこつ》の小さな片を発見したことがある。ところが一九一一年の秋、氏は同じ場所から出た発掘物の中より、先に発見した頭蓋骨《ずがいこつ》の他の部分で、額《ひたい》に相当する大きな骨と、鼻から左の目にかけての部分に相当する骨とを発見した。そこで
前へ
次へ
全233ページ中89ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
河上 肇 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング