付き]
Wer nie die kummervollen Nachte[#「Nachte」の「a」はウムラウト(¨)付き]
Auf seinem Bette weinend sass,
Der kennt euch nicht,ihr himmlischen Machte![#「Machte」の「a」はウムラウト(¨)付き]
(涙ながらにパンを味わったことのない者、
悩みにみちた夜な夜なを
ベッドに坐って泣きあかしたことのない者は、
おんみらを知らない、おんみら天の力よ!)
[#ここからポイントを小さくして地付き]
(ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』第二巻一三章で、老人の
竪琴弾きが口ずさむ歌。高橋義孝・近藤圭一訳『ゲーテ全集』 第五巻)
[#ここで引用文終わり]
かようにして私はここでもまた何が正しくしかして何が誤っているかをはっきりと見定めることができる。押しが強いということもしくは自己を主張することもしくは反抗するということがそれ自身誤っているのではない。誤っているのはいかなる点において押しが強いか、いかなる自己を主張するか、またいかなる事物に反抗するかに
前へ
次へ
全114ページ中22ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
三木 清 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング