でしょう。お蔭様でわたしはこれから懐しい親や兄たちの許《とこ》へ帰ってまいります。皆様もどうか御機嫌よろしく、ではさようなら。
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かすみか くもか
はたゆきか…………舞台裏の賑《にぎ》やかな合唱だんだん細りゆきながら
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[#地付き](幕)



底本:「童話集 春」小学館文庫、小学館
   2004(平成16)年8月1日初版第1刷発行
底本の親本:「童話 春」研究社
   1926(大正15)年12月
※「少年(猟人《かりうど》の注意を〜白いんでしょう」は、底本では二行目は3字下げ、三行目は1字下げになっています。
入力:noir
校正:noriko saito
2006年7月2日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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