どんたく 絵入り小唄集
竹久夢二
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)床《とこ》
|:ルビの付いていない漢字とルビの付く漢字の境の記号
(例)六|羽《ぱ》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(例)[#改丁、横組み]
−−
こはわが少年の日のいとしき小唄なり。
いまは過ぎし日のおさなきどちにこのひとまきをおくらむ。
お花よ、お蝶よ、お駒よ、小春よ。太郎よ、次郎よ、草之助よ。げに御身たちはわがつたなき草笛の最初のききてなりき。
[#改丁、横組み]
TO
[#改ページ、横組み]
NEMU−NO−KI NEMU−NO−KI
NEYA SYANSE.
OKANE GA NATTARA
OKYA SYANSE.
[#以上の「E」はすべてアクサンテギュ付き]
[#改丁、挿し絵入る、11]
[#改丁、左寄せ]
どんたく
[#改丁]
歌時計
ゆめとうつつのさかひめの
ほのかにしろき朝の床《とこ》。
かたへにははのあらぬとて
歌《うたひ》時計《どけい》のその唄《うた》が
なぜこのやうに悲しかろ。
[#改ページ]
ゆびきり
指《ゆ
次へ
全24ページ中1ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
竹久 夢二 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング