ヘ友達と一緒に食うんで、日本人のお茶の、葡萄酒が少しはずむんだ。二フランの室というのは、安ホテルの屋根裏だ。そしてパリのミディネットは、親のうちにいるものはごくまれで大がいはみなこの安ホテルの屋根裏ずまいだ。
そこで、問題は、この一年二千フラン余りの不足が、どうして補われるかということだ。あるものは自炊をして、昼も晩もパンとジャガ芋かスープで済ます。洗濯と娯楽と被服とをうんと倹約する。あるものはいわゆる「お友《アミ》だち」の男と同棲する。夫婦共かせぎする。そしてあるものは、正午のやすみ時間に働く、いわゆるミディネットになる。
イギリスの『タイムス』では、ミディネット等が「生活費や絹の靴下や白粉が高くなったので」罷工した、と冷やかしていた。実際、絹の靴下をはいているものもかなりある。また白粉をつけているものもかなり多い。しかし、パリの町の中をあるいている女で、そうでないものがどれだけあるだろう。そして大がいのミディネットは、その商売上、雇い主からそう強いられるのだ。
また、この罷工中のミディネット等が、胸に箱を下げてあちこちのキャフェへ寄附金募集に歩くと、
「おい、そんなことをする
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