謔閧瘁A往来をぶらぶらしろよ。」
とからかう紳士がずいぶんある。この紳士等の望み通りにミディネットに「往来をぶらぶら」させるためには、そしてやがてそれを本職にさせるためには、彼女等の賃金は決して上げてはならないのだ。
そしてこの紳士等の淑女は、往来やキャフェをぶらつく若い綺麗な女どもとその容色をきそうためには、決して子供を生んではならない。貧乏人の、あるいは乞食のような風をしたあるいは淑女のような風をした、どちらの女も、これまただんだん高くなってくるその生活のためには、決して子供を生んではならない。
この頃発表されたフランスの人口統計表によると、この現象は最近ことにはなはだしい。
一九二二年すなわち去年は、出産数が約七十五万九千だが、一昨年は一昨々年よりも約二万一千へり、そして去年は一昨年よりもさらにまた五万三千へっている。
それをもう少し詳しく言うと、一九二二年には、
[#ここから横組み]
出産数………759,846[#「759,846」は底本では「759,946」]
死亡数………689,267
差引…… 70,579
[#ここで横組み終わり]
である
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