「うのが、まずパリでの一般のミディネットの普通の収入なのだ。パリの貧乏人の女は、娘でも細君でも、大がいみなこうして働いている。
 そして彼女の毎日の支出は、その鉛筆で書いて見せた表によると、ざっとこうだ。
[#ここから3字下げ、横組み図表]
             フラン
朝食(キャフェとパン)……0.60
電車(往復)…………………0.35
昼飯……………………………4.50
夕飯……………………………3.50
洗濯……………………………0.80
室代……………………………2.00
雑費(病気や娯楽)…………2.00
被服……………………………2.00
―――――――――――――――
 合計………一日………… 15.75
 同…………一週…………110.25[#「110.25」は底本では「110.00」]
 同…………一月…………441.00
 同…………一年………5,292.00
 収入………一年………3,120.00
―――――――――――――――
 不足………一年………2,172.00[#「2,172.00」は底本では「2,172.20」]
[#ここで字下げ終わり]

 昼飯
前へ 次へ
全159ページ中60ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
大杉 栄 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング