かったスミ枝も、その妹として彦田博士の養女となり、同じ屋根の下に、思いがけないよろこびの日を送っているという。
その後、帆村荘六は、ときどき訪ねてくるそうである。彼は、時局の関係で、いよいよ忙《いそが》しいそうである。
底本:「海野十三全集 第7巻 地球要塞」三一書房
1990(平成2)年4月30日第1版第1刷発行
初出:「少女倶楽部」
1940(昭和15)年6月〜1941(昭和16)年6月号
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:tatsuki
校正:kazuishi
2006年6月27日作成
青空文庫作成ファイル:
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