声で叫んだ。
「先生、たいへん、たいへんですよ。倒れていた機械人間《ロボット》が、また動きだしました」
「そんなばかな……」
 と答える博士の声も、とたんに上ずっていた。
 しかし、これはけっしてうそでもなんでもなかったのである。部屋の中に倒れている機械人間こそ、頭の受信装置を、火焔放射器《かえんほうしゃき》で焼ききられているので、動きだしはしなかったが、廊下にひっくりかえっていた、無傷《むきず》の機械人間は、むくむくと起きあがりはじめたのである。
 どこからか、電波が送られはじめたのだ。ここの送波装置《そうはそうち》は、全部スイッチを切ってしまってあったのだから、どこか気のつかない所にあった、予備の操縦装置を、X号が動かしはじめたのだろう。
 先頭に立った機械人間は、恐ろしい勢いでこちらへとびかかって来た。さいわいに火焔放射器がものすごい火焔をふきだして、その機械人間は、ウワァーッといって倒れたが、つづいて一人、また一人――
 五人の少年は、戸口にならんで、火焔放射器で火の幕を作った。そしてどうにか、その先頭部隊だけを倒すことができたが、残りの機械人間が、全部活動をはじめたとなると、
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