らず、むざんな最後をとげていたのである。
といっても、人間とちがうのだから、絞《し》められたり、刺しころされたり、頭を割られたりしているのではない。
火焔放射器《かえんほうしゃき》で、頭の中を焼ききられて、身動きできなくなっていたのであった。これらの機械人間は、X号のように高級の電臓を持っているのではなく、ただ簡単な動作と会話ができるだけであって、それを操縦しているのは、地上の七階にある、自動調節装置《じどうちょうせつそうち》からであった。この機械から特殊な電波を一つ一つの機械人間に送って、この研究所に働いている千人あまりの機械人間を、自由に動かしていたのである。
そんなものだから、こうして頭の中にある、電波の受信装置《じゅしんそうち》を焼ききられてしまうと、機械人間は、鉄屑《てつくず》のかたまりのようになって、なんの役にも立たないのである。
「おや、いったいだれが、こんないたずらをしたのだろう。これはけしからん。あの子供ら、なかなかあじなことをしおるわい」
X号は口の中で、ぼそぼそとつぶやいた。いまこの階へ、命令をうけて、やって来たばかりのZ27号も、頭をとかされて、完全にの
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