なじような言葉をどなりあっている以上、水中できく超音波の電話の音色では、ききわけられないのであった。
「おい、なにをぐずぐずしている。みんな、手をかさないか」
「おい、なにをぐずぐずしている。みんな、手をかさないか」
隊員たちは困ってしまったが、頭のよい奴が、
「ど、どっちがリーロフ大佐ですか。リーロフ大佐の方が、手をあげてください」
といった。
が、どっちの潜水大佐も、いいあわしたように手をあげたので、やっぱりだめだった。
「あ、おれのまねをしやがる。おい、みんな、こいつだ!」
と、一人の潜水大佐が、相手の胸を指さすと、相手もだまっていず、
「何をいう。おい、お前たちにはこのリーロフの声がわからないのか」
「おや、おれの声をまねるとは、こいつふとい奴だ。おい、みんな、早くこいつを銃で撃ちとれ」
「あ、あぶない。おれはリーロフだ。おれの相手を撃て」
どうもこれでは、どこまでいっても、どっちが本物のリーロフ大佐だか、わかりっこない。
潜水服の中にびっしょり冷汗をかきながら、生きた心地もないリーロフ大佐は、今は、酒の酔いもさめてしまって、ふうふういっていた。
その時とつぜん下
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