》として、その後の活動をすることにしたのであるが、実はもう一つ、彼が考えたことがあった。それは、
――ヘザ某は、オクタンの放った暗殺者のために殺され、ヘザの持っていた黄金メダルの半ぺらは行方不明となった。オクタンは自分の持っている半ぺらをたよりに、宝探しをこころみたが、うまくいかなかった。そして彼は、残念に思いながら死んでしまった。だから、世界的大宝物は、まだ発見されずにもとのところに保存されている――
まず、こんな風に推定したのだった。
だから、オクタンは、とても悪い奴《やつ》。ヘザ某は気の毒な人。そしてヘザ某の遺族か部下は、オクタンを恨《うら》んでいるが、彼らの手には、オクタンには奪われないで助かった黄金メダルの半ぺらがある。扇形《おうぎがた》をしたその半ぺらを持っている者があったら、それはヘザ某の遺族か部下に関係ある者だ――と春木少年は思った。
このことが正しいかどうか、読者諸君には興味が深いであろう。なぜなれば、諸君は春木少年のまだ知らない事実――四馬剣尺や猫女のことなどを知っているのだから。
きれいな独房《どくぼう》
かわいそうなのは、自宅からヘリコプ
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