「どうしたの。いやに改まっているね」
 と、金谷先生が受持の学童の顔を見まわした。
「先生。ぼくたち四人は、少年探偵団を結成しようと約束したんです。それで、先生に少年探偵団の顧問《こもん》になっていただきたいのです」少年たちの話は意外な申入れだった。
「少年探偵団だって。それはいったい、なんの目的で結成するのかね」
「まず第一の目的は、ぼくたちの級友である牛丸君を一日も早く救いだしたいことです」
「それは警察がやってくれる。君達が手をださないでもいい」
「でも、警察だけにまかせておけないと思うんです。なにしろ、今になっても、警察はすこしも活動をしてないようですからね」
「それは相手が手ごわいから、準備のためにそうとう日がかかるんだろう。君たちがでかけていってもだめさ。相手が強すぎるからね。返《かえ》り討《う》ちになるよ」
 先生は、少年たちが、きっと落ちこむにちがいない悪い運命を思って、その企《くわだて》に反対した。だが、少年たちは、そんなことでは尻《しり》ごみしなかった。春木少年は、言葉をつづける。
「第二の目的は、世界にまれな宝さがしに成功することなんです」
「なんだって。世界に
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