死者《ししゃ》の霊《れい》をあつかう役目に僕を任命していただければ、光栄だ」
「よろしい、張君、君は残れ、それからラツール、君は労《つか》れすぎている、君も残れ、それから玉太郎君、君もだ」
「僕は行きたいのです」
「僕のかわりにつれていってほしい」ラツールも口をそえた。
「ダビット、君は……」
「僕は行きたいし、残りたい、というのは、張があのミイラ先生を処分するところをカメラに収めたいし、同時に君ら救援隊の冒険もカメラに入れたいんだ」
ダビットカメラマンはなかなか慾張りだ。
ラウダは道案内をしなければならないので、当然行くことになった。
結局、船にはラツールと張と、ポチを残すことにして、一同はボートで出発と決定したのである。
船は錨《いかり》を入れた。
一同は縄をつたわって、ボートに乗り込む。ケンとダビットがオールをにぎった。ラウダが舵《かじ》をとった。
恐竜のいない海岸につけなければ危険だ。それには、ラウダの知識が一番この場合役に立つ。
しずかな海面だ。
みどり色の水をとおして、いろいろの美しい色の魚がおよぎまわっていた。
「よし、東海岸の入江につけよう」
もう、太
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