はカメラをかかえて――
 玉太郎はポチをだいて――
 ラツールはまだ痛む脚をかかえこんで――みんなそれぞれの姿をして眠りについた。
 どのくらい眠ったか。
 なにしろ一同は疲れているから、身が安全だとわかるとすぐ眠くなる、死んだようになって眠るんだ。
 ポチが、ウーッ、ウーッとうなったので、玉太郎が眼をさました。
「どうした、ポチ」
 眼をさましておどろいた。
 船はいつの間にか海にいるではないか。恐竜島《きょうりゅうとう》が、千|米《メートル》もの、むこうに見える。
「おーい、おーい、ケンさん、ダビットさん、ラツールさん、張さん」
 玉太郎は一人ずつおこしてまわった。
 まだ太陽はあがらなかったが、もう東の空は明るい。
「ああ、こりゃ、どうだ」
 みんなは眼をこすりこすり起きたが、あたりのようすを見ると、眠気《ねむけ》は一ぺんに吹きとんでしまったらしい。
「助かったぞ、救われたぞ」
 ダビットと、ラウダが手をにぎりあって、甲板の上でおどった。
「ラ、ラ、ラ、ラ、ラララ、ラーラ」
 楽しそうだ。
「諸君」
 ケンが一同を見まわしながら、おごそかに云った。
「吾々はこれで助かった。けれど
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