がぴょんぴょんとんでいくなら、三十分もかからないでしょう」
「ぴょんぴょんとんで三十分?」
「そのかわり、きみはわしをいっしょにつれてとんでもらいましょう。そうでないと案内ができない」
「つれてとぶとは、どんなことをするんですか」
「せなかにおんぶしてもらってもいいし、あるいは手をひいて、とんでもらってもいい」
「せなかにあなたをおんぶするのはきみがわるいから――いや、えへん、えへん」とポコちゃんはうっかり口をすべらしたのを、せきをしてごまかし「手をひいてとぶことにしましょう」
 川上はカロチ教授の手をとって、いわれるとおりに大地をけってぴょんととんだ。するとあらふしぎ、川上のからだは打上げ花火のようにすうっと空へとびあがった。緑の樹海が足の下をうしろへ走るようだ。やがてからだはだんだんおりてきて、タンポポの林の中に足がついた。
「そら、そこでまたとんだり」
 教授がさけんだ。
 ポコちゃんは、また一けり、大地をけった。からだはふたたび空中へまいあがる。なかなかいい気持だ。こんどは気がおちついてきたので、うしろをふりかえった。教授がポコちゃんの手をはなすまいといっしょうけんめいにぎって
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